TDKの強み

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OUTLINE

受動部品やセンサ応用製品、エナジー応用製品など、さまざまな分野で最先端の技術を有しているTDK。特に、磁性技術においては長い歴史と実績を誇っています。5つのコアテクノロジーを基盤に、新技術開発への妥協なきチャレンジを継続。業界のリーディングカンパニーとして、確固たるポジションを確立しています。

CONTENTS NEW TECHNOLOGY

当社では、新技術開発のために惜しみなく投資を行っています。例えば、2022年3月期からの3年間で、過去最大となる7,856億円の設備投資を実施し、2027年3月までの中期経営計画においても7,000億円もの設備投資方針を打ち出しています。現場で活躍する社員たちが、高いパフォーマンスを発揮できる体制を整えました。理想的な環境が整っているからこそ、私たちは“世界初”にチャレンジし続けることができるのです。

  • 小型化・高機能化・省エネ化を通して
    幅広い製品のさらなる品質向上を実現
    売上に対して、研究開発にかける費用の割合が大きい当社。だからこそ、業界の常識を覆し、スマートフォンや電気自動車、風力発電をはじめ、幅広い分野で使われる電子機器の小型化・高機能化・省エネ化に貢献することができます。
  • 市場のニーズを先取りして
    未来のスタンダードを創造
    新技術開発への積極的な投資により、市場ニーズを先取りした研究開発体制を構築。常にマーケットインの姿勢で、最先端技術を駆使して自分たちが市場を切り拓き、未来のスタンダードを創り出すことができます。
  • 地球環境に配慮した最新設備の導入で
    持続可能な社会の実現に貢献
    自社工場のEX(エネルギートランスフォーメーション)によって、温室効果ガスの削減やエネルギーコストの最適化に注力。サステナブルな未来に貢献することも、業界のパイオニア企業としての使命であると考えています。
NET CONTENTS 
BUSINESS FIELD 

CONTENTS BUSINESS FIELD

フェライトで培った“材料技術”を基盤に、素材の特性を最大限に引き出す“プロセス技術”、開発設計を支える“評価・シミュレーション技術”、高機能・多機能化を実現する“製品設計技術”、そしてTDKのモノづくりを支える“生産技術”という5つのコアテクノロジーを駆使し、私たちは業界の常識に挑んでいます。

01
材料技術とは 最先端の電子部品やデバイスを支える
高性能で独創的な素材を開発

材料の特性を原子レベルで追求しながら、先進的なニーズに応える独創的な電子部品やデバイスを手がけています。セラミック材料・薄膜材料・センサ材料・電池材料など、さまざまな電子部品やエネルギーデバイスの材料を開発。車の自動運転や太陽光・風力発電などの舞台裏でも、当社の材料技術が活躍しています。

実現する未来 自動運転技術のさらなる普及に貢献し
交通事故がない社会の実現へ

今後、自動運転技術や運転支援技術が進化することで、交通事故の件数は確実に減少するはずです。また、xEV市場の拡大とともに車載向け電子部品の需要も高まるでしょう。市場のニーズに応えるため、TDKではバッテリー周りの高定格・高耐圧向け材料開発や、先進運転支援システム向けのMLCC用材料の開発に注力していきます。

02
プロセス技術とは 最適な製造プロセスを構築し
素材のパフォーマンスを最大限に引き出す

TDKのプロセス技術は、素材の特性を最大限に引き出すことに優れている点が特徴。ナノメートルオーダーでの極限のコントロール技術を駆使し、高性能・高機能の製品を生み出しています。さらに、最適な製造プロセスを構築し、製品の品質と生産性を両立。コストパフォーマンスに優れた当社の製品は、強い競争力を誇っています。

実現する未来 AIなどのデジタル技術を活用して
仮想空間でプロセスを構築

デジタル技術を駆使し、素材やその特性、工場設備などを仮想空間で再現できれば、最終的な製品や関連するコストなどを瞬時に計算できるかもしれません。お客さまからの要望に対しても、まず仮想空間で試作を行い、フィードバックすることが可能になります。さらに、労働力不足といった社会課題の解決にもつながるでしょう。

03
評価・シミュレーション技術とは 目に見えない世界を可視化して品質を見極め
TDKの技術革新を加速させる

素材分析や製品構造、熱、電磁界のシミュレーション解析、電波暗室を活用したノイズ測定や対策などを通じて、TDKの技術力を支え、新製品の開発を強力にサポート。
また、製造装置や製品内部で発生する目に見えない現象を可視化し、不良の原因を特定して解決することで、製品の品質向上にも大きく貢献しています。

実現する未来 それまで可視化できなかった世界を
完璧に再現するシミュレーション空間を実現

世の中には、人の目では捉えられない場所や、時間的に観察できない現象が多く存在します。現在は、それを想像することしかできませんが、将来的には可視化できるようになるでしょう。例えば、高温で熱処理を行う際に、小さな部品内部で何が起こっているのかを確認できれば、新たな気づきが得られるでしょう。

04
製品設計技術とは お客さまの「あったらいいな」を具現化し、
期待を超える革新的な製品を世に送り出す

お客さまのニーズを理解し、最適な材料や電子部品を組み合わせ、安全かつ高性能の電子デバイスやモジュールを実現。デバイスやモジュールの特長を活かしたソフトウェア設計や、電力変換・蓄電・制御機能を組み合わせたエネルギーユニットの提供も。お客さまの期待を超える、革新的な製品を生み出せることが大きな強みです。

実現する未来 現実と見分けがつかないほどリアルな
究極のサイバースペースを具現化

映画の世界のようなバーチャルリアリティを実現するためには、単に映像の画質向上だけでは不十分です。物に触れたときの触覚フィードバックや遅延のない超高精度なセンシング、装着感を感じさせないほど軽量化されたゴーグルなど、さまざまな課題を解決できる製品を開発できれば、現実さながらのVR体験が可能になるでしょう。

05
生産技術とは 製品を手がける装置を自社で手がけ
品質・コスト・納期・サービスを追求

製品を安定的に大量生産し、品質を保ちながら効率的に供給するために欠かせない技術。市場の変化に柔軟に対応できるよう、各生産工程に適した設備や方法を導入し、QCDS(品質・コスト・納期・サービス)の向上を目指しています。また、 独自工法の開発に加え、それを具現化するための製造設備を内製化しているもの特徴です。

実現する未来 24時間365日、無人で稼働する生産工場へ
職人技に頼らなくてもいいモノづくりを

すでにほとんどの生産工程は自動化されていますが、それでも人の介入が原因でヒューマンエラーが発生することがあります。すべての作業をロボット化できれば、効率的でスピード感のある生産が実現可能に。また、全工程をデータ化していくことで、職人技に頼らなくても高品質の製品を安定的に量産できるようになるはずです。