ソフトウェア開発を通して
世界No.1の
マイクソリューションを

ソフトウェア開発

情報理工学研究科 情報理工学専攻
2020年度入社 / 八幡テクニカル
センター勤務

Toshihiro Fujii ※2020年取材当時の内容です。

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REASON

電子部品は、人々の暮らしを支えるモノづくりに欠かせないもの。見えないところで重要な役割を担っている点に、大きな魅力を感じました。数あるメーカーのなかから当社にひかれた理由は、幅広い業界と取引を行っている会社だったから。日本だけでなく、世界でも活躍する電子部品メーカーだったことも決め手となりました。また、世の中のデジタル化がさらに進むなか、高性能の電子部品のニーズは今後さらに高まるはず。「電子部品の性能を最大限引き出すソフトウェアの開発に貢献したい」と思ったことも、就職先として当社を選んだポイントです。

MY

WORK

TDKセンサの性能を最大限引き出すソフトウェアの開発に携わっています。今は、スマホなどに搭載されている米粒サイズの“MEMSマイク”に注目しており、騒音下で収音した信号から必要な音とノイズを分離させるためのソフトウェアを開発中。わかりやすく言えば音をよりクリアにする開発で、音声認識技術の向上や製造設備の異常検知などにも応用できます。実際にお客さまの前でデモを行い、フィードバックをうけながらニーズを探っていくことも仕事の醍醐味です。また、チーム内で勉強会を開催し、メンバーの知識を相互に共有することで、チーム全体の開発技術を向上させています。

TDK

CHALLENGE

“MEMSマイク”に開発したソフトウェアを適用すると、駅の構内や商業施設など、賑やな場所でもきちんと音声認識ができるレベルに到達しました。けれども、世の中にはまだ解決できていない課題がさまざまあります。まだ誰も辿り着いていない領域に挑む仕事だからこそ、チャレンジ意欲が刺激されます。入社2年目に開発した技術で、特許を出願し、その技術で部門内で表彰をもらうことができ、大きな自信につながりました。また、社内外からすでにビジネスにつながるようなお話も。自分が手がけたソフトウェアが搭載された製品が、数年後にリリースされることを想像すると今から楽しみです。

GOAL

目標は、世界で一番、お客さまのニーズを満たすマイクソリューションを確立させること。世の中のさまざまな音の課題を解決できるような、革新的な技術の開発に挑んでいるところです。高度な機械学習(AI)などを組み合わせることで、例えばロボットが人間と同じように会話ができるような、音声認識や音声合成にも展開することができます。世の中がまだできていないことの実現で、音声ユーザーインターフェースが当たり前になればいいなと考えています。さらに、TDKが扱う他のセンサーにソフトウェアを組み合わせることで、DX化においても解決できる課題や、実現できることが増えると考えています。

CAREER PATH
  • 1 年目

    八幡テクニカルセンターでMEMSマイクを用いたマイクソリューション開発に参画。初めての環境で信号処理やソフトウェア開発を学び、技術者としての基礎を築けました。

  • 3 年目

    マイクソリューション開発を継続しつつ、その知見を活かして生体磁気センサのプロジェクトに挑戦。マイクと異なる特性に苦労したものの、貴重な経験を積むことができました。

  • 5 年目

    MEMSマイクにピエゾスピーカを組み合わせた、ノイズキャンセリングソリューションを開発。生体磁気センサのプロジェクトも継続し、さらなる成長を目指して努力しています。

DAY SCHEDULE
  • 9:00

    開発チームのメンバーたちと日々の進捗を報告し合い、お互いのタスクや疑問点などについて確認を行います。

  • 9:30

    実際の環境またはシミュレーションで、性能評価実験を実施。11時からは、勉強会に参加します。

  • 13:30

    社内の関係者や社外のお客様と打ち合わせ。進捗についての報告や、要求事項の確認をします。

  • 14:30

    要求事項を実現するためのソフトウェア開発業務に携わります。

  • 18:00

    データの整理や分析を行い、明日以降の開発内容について見直しを行い退社。

OFF-TIME

バイクでツーリングを楽しむほか、古着屋さん巡りをしたり、旅行に行ったりと、外でアクティブに過ごすのが好き。また、テニスやバドミントンなどのスポーツを楽しんで、積極的に身体を動かしています。