独自のIC内蔵基板を活用し、
さまざまな製品の
超小型化の概念を超えていく

部品設計

工学部電子工学科
2017年度入社 / 甲府工場勤務

Shota Teshirogi ※2020年取材当時の内容です。

STAFF INTERVIEW STAFF INTERVIEW 
STAFF INTERVIEW STAFF INTERVIEW 

REASON

大学では工学部に在籍し、電子工学やICについて学んでいました。当社を志望した理由は、独自性の高い「SESUB(セサブ)製品」を手がけている会社だったから。基板にICを埋め込むといったユニークな発想と、それを実現する技術力の高さに衝撃を受け、この会社で働きたいという気持ちが強まりました。最終的な決め手は、面接で出会った面接官たちのやりとりから、フランクな会社だという印象を持ったからです。世代の枠を超えて気さくに会話している様子を見て、風通しのよさそうな職場だなと感じて入社しました。

MY

WORK

私が所属するSESUB製品課 設計係は、クライアントのニーズに応じて、「SESUB」を活用した超小型モジュールのサンプルを手がけている部署。入社後1年間は製造を経験し、2年目からは主にサンプルの設計や性能評価、解析に携わっています。現在担当しているのは、GPS関連製品。実用化が実現すれば、例えばドローンやペットの首輪などに組み込むことができるでしょう。うれしかったのは、私が性能評価に携わった製品が、大掛かりなプロモーションを経てお客さまのもとからリリースされたとき。大きな達成感を味わうことができました。

TDK

CHALLENGE

当社は、積極的に新しいチャンスを与えてくれる会社。例えば、性能評価で使用する測定器のプログラム作成や、測定の自動化に携わったこともあります。現在は、3Dモデルを使った熱や応力のシミュレーションによる解析に挑戦しているところ。入社前は、決められたことだけをやるイメージでしたが、仕事の幅の広さに驚いています。常に勉強が欠かせないので、仕事は楽ではありません。だからこそ、自分を常にバージョンアップしていけるのがやりがいに。また、相談すればいくらでも向き合ってくれる先輩たちがいるので、安心して新しいことに挑めます。

GOAL

当社の高い技術力の証とも言える「SESUB」は、モジュールの小型化や放熱特性の向上に大きな効果を発揮します。オンリーワンの技術だからこそ、まだまだ無限のポテンシャルを秘めていると言えるでしょう。これまで培ってきたさまざまな知識やスキルを活かし、新規案件のサンプル設計から性能評価、解析まで、トータルで携わることが今の目標。まだまだ経験が浅いので、次は設計スキルを高めていきたいです。自分が設計した製品を搭載した最終製品が世に出て、多くの人の手に届くことを想像すると、今から楽しみで仕方ありません。

CAREER PATH
  • 1 年目

    甲府工場でIC内蔵基板の設計係として働いた後、新製品の製造実習に参加。製造を経験し、工程の理解や製造の方々の大変さなど、現場の視点を身につけることができました。

  • 5 年目

    新製品検討のため、秋田のにかほ工場に1ヵ月間出張に行きました。現地の協力のもと、バックエンド技術に触れ、最新の装置で実験を行ったことで、大きくスキルアップ。

  • 7 年目

    GPS製品の新モデル2種類の量産立ち上げを担当。過去の経験をもとに、量産測定システムやバックエンド工程を構築し、量産化を実現できて達成感を得られました。

DAY SCHEDULE
  • 10:00

    チームメンバーたちとの会議に参加。1週間の進捗を報告して、情報交換などを行います。

  • 11:00

    できあがったサンプルの性能評価や解析を実施。より高品質な製品を提供するうえで、とても重要な業務です。

  • 15:00

    現在開発を進めている、基板のなかにICを埋め込むSESUB製品に関する資料を作成します。

  • 18:00

    16時から社内ミーティングに参加し、さまざまなテーマで議論を重ねます。18時には仕事を終えて帰宅。

OFF-TIME

勤務先の甲府工場がある山梨県には、温泉がいっぱい。オフの日は、県内の名湯を訪れています。また、山のなかのオシャレなハンバーガー屋さんやパンケーキ店など、人気グルメスポットをまわるのも楽しみのひとつ!