
ビッグデータ解析の技術や
ソフトウェア開発を通して、
不良品ゼロを目指す
- 品質保証
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Riku Okado 岡戸 理功 ※2020年取材当時の内容です。

REASON 私がTDKを選んだ理由
就職活動では、早くからモノづくりの根幹となる電子部品業界を志望。そんななか、製品バリエーションの幅広さに魅力を感じて当社に注目しました。企業研究を深めていくなかで驚いたのは、世界中に拠点を構え、グローバルに活躍していたこと。日本人の社員は全体の1割程度しかいないという事実を知り、とてもびっくりしました。この会社でならワールドワイドに活躍できそうだと思い、志望意欲がグンとアップ。そのほか、開発に関する投資に積極的で、快適な環境で働けそうだと感じたことも、入社を決めた理由です。
MY

WORK 私の仕事
AIやソフトウェア開発技術を駆使し、不良品の撲滅や歩留まりの改善を実現していくことです。具体的には、カメラを使用して製品外観から品質検査を行う"自動光学検査(AOI)"を対象とした、ビッグデータ活用の取り組みを実施。例えば、ビッグデータ解析を通して知見を深めていけば、不具合を事前に検知できる仕組みを構築できるようになるでしょう。ちなみに、ビッグデータ解析やソフトウェア開発に関する技術のほとんどは、入社後に習得しました。新しい技術に出会い、知識やスキルが身につくたびに、この仕事のおもしろさを感じています。
TDK

CHALLENGE 私のチャレンジ
配属後すぐに、“自動光学検査(AOI)”の運用における管理方法の検討や策定というテーマを与えられました。画像検査の判定精度を高めるために、撮像環境に関するルール決めを行う仕事。管理指標の考案や検査の品質を効率的に監視するためのソフトウェア開発など、新しいことの連続でした。プロジェクトが完了するまで、何度も壁にぶつかりましたが、自ら主体的に考えて進めていく仕事だったのでやりがいは十分。挑戦する姿勢を大切にする当社の社風を、肌で感じることができました。

GOAL 私の目標
今後の大きなテーマは、「Industry4.0(第四次産業革命)」を体現していくこと。現在すでに、新規設備の開発をサポートするビッグデータ解析や予測技術の開発プロジェクトを進めているところです。目指しているのは、ビッグデータ活用による“ゼロディフェクト(不良品ゼロ)”の実現。製造業におけるもっともチャレンジングなテーマなので、毎日がとても刺激的です。また、入社3年目を迎えて、最近は海外拠点とやりとりを行う機会が増えてきました。グローバルに活躍できるような人材へと成長していくことも、今後の目標です。
- CAREER PATH これまでのキャリア
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- 1 年目
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山形の酒田工場に配属され、自動光学検査(AOI)の立ち上げプロジェクトに参画。慣れない業務に苦戦しつつも、工場のメンバーたちと協力しながらやり遂げました。
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- 3 年目
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秋田の稲倉工場へ異動し、生産技術部門の新規設備開発の支援業務を経験。AIや機械学習を活用したデータ解析や予測技術を開発し、製品や設備の状態把握に貢献できました。
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- 5 年目
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千葉の八幡テクニカルセンターで、多拠点に向けたAI開発・データ解析関連の支援活動を担当。工場で培った現場経験を活かし、仕事の幅を大きく広げているところです。
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- DAY SCHEDULE 1日の流れ
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- 8:30
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出社したら、まずメールをチェック。優先的に返事が必要なものから、順番に対応していきます。
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- 9:00
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AIベースの自動光学検査や新規設備に関連した、ソフトウェア開発やデータ解析の業務に着手します。
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- 13:30
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12時30分から1時間ランチ休憩をした後、部内・課内の進捗会や事業部とのミーティングなどに参加します。
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- 18:00
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15時30分からこれまでのデータ整理や今後に向けた資料作成を行い、18時頃に退社することが多いです。
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OFF-TIME オフタイムの過ごし方
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勤務先である秋田の工場の近くには、温泉がいっぱい。家から車で5分の場所にある、海を一望できる展望風呂などに入ってリフレッシュしています。また、ラーメンの名店を巡ることも、週末のお楽しみのひとつ!