より多くの製品の
量産現場に変革を起こす、
“焼成プロセス”を開発中

プロセス開発

応用化学科
2016年度入社 / 成田工場勤務

Kohei Suzuki ※2020年取材当時の内容です。

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REASON

当社は無機材料を中心に、素材から製品までトータルでモノづくりを手がけている会社。大学で学んだ無機化学の知識をベースに、できることの幅を広げていけそうな環境に魅力を感じました。また、TDKの製品はスマートフォンやゲーム機など、人々の暮らしに身近なアイテムに搭載されています。「社会に貢献している」という実感が得られやすいモノづくり企業だった点も、決め手になりました。そのほか、説明会などで接した社員のあたたかい人柄も理由のひとつ。この会社でなら、働きがいも働きやすさも手に入れられそうだと感じました。

MY

WORK

セラミックスを加熱して変化させる、“焼成プロセス”の開発を手がけています。現在開発を進めているプロセスだと、従来の方法に比べて効率よく製品を加熱できるため、使用エネルギー量を大幅に削減することが可能に。そのほか、特性や品質面での改善効果も期待できます。私が主に任されているのは、量産性を向上させるための装置や部材の設計を検討する業務。装置メーカーとも連携しながら、試作品を手がけては検証と改善を繰り返すことで、これまでになかった新しい“焼成プロセス”技術を確立したいと考えています。

TDK

CHALLENGE

目指しているのは、現在開発している新しい“焼成プロセス”を、より多くの製品の量産現場に展開していくこと。前例がない難易度の高いプロジェクトなので、目の前には大きな壁が立ちはだかっていますが、チャレンジ意欲が刺激されます。特に、セラミックスはあらゆる電子部品の製造に欠かせないもの。新たな“焼成プロセス”が完成すれば、さまざまな製品の量産化に活かすことができるでしょう。自分が携わった技術で新たな製品が完成し、それが世の中に出回ることを想像するだけで、とてもワクワクします。

GOAL

当社の一番の強みは、何と言っても「人」。役職や上下の壁があまりなく、一人ひとりの意見を尊重してくれる社風が気に入っています。間違った意見であっても、頭ごなしに否定せず、一度受け入れてからアドバイスをくれる人ばかり。だからこそ、若手であっても周囲に気兼ねせずに、自分の想いを積極的に発信していけるのです。また、私が所属するモノづくりセンターでは、20~30代の若手が中心となって活躍中。同年代が多くてコミュニケーションが取りやすく、情報共有や意見交換がスムーズなので、とても働きやすいです。

CAREER PATH
  • 1 年目

    秋田のにかほ工場に配属され、新製品の焼成工程開発を経験しました。わからないことばかりで、覚えることに必死。休日は同期と旅行をするなど、楽しく過ごしていました。

  • 2 年目

    担当製品の開発拠点である成田工場に異動。焼成だけでなく、製造工程全体に関わる検討にも携わりました。成田工場での経験は、今の仕事にもダイレクトに活きています。

  • 5 年目

    新しい焼成プロセスを開発するプロジェクトを担当しました。シミュレーション技術などを学べたことが大きな収穫です。この頃から、後輩を指導する機会も増えてきました。

  • 9 年目

    成田工場で、焼成プロセスの生産性改善に向けたテーマを担当しています。他部門やメーカーとの交渉、テーマの進捗管理など、責任の大きな業務を任されるようになりました。

DAY SCHEDULE
  • 8:30

    出社してメールや予定を確認し、9時頃から設計図面、資料作成、他部署やメーカー対応などに携わります。

  • 13:00

    12時から1時間ランチ休憩をした後、メーカーの担当者と設計についての打ち合わせを実施します。

  • 15:00

    部材設計についてのシミュレーションをスタート。その後、データの解析や整理などを行います。

  • 19:00

    仕事の進捗次第では残業が避けられないこともありますが、それでも19時には退社するようにしています。

OFF-TIME

週末はテレビや動画を観て、ゆっくり過ごすことが多いです。また、会社のテニス部に所属しており、練習にも積極的に参加。いちから丁寧に教えてもらえるので、初心者でも安心してスタートすることができました。