世界トップクラスの
装置を開発し、
生産技術の向上に貢献

装置開発

機械工学科
2019年度入社 / 八幡テクニカル
センター勤務

Junghoon Lee ※2020年取材当時の内容です。

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REASON

趣味で日本語を学んでいたことから、日本で働いてみたいと思って就職活動をスタートしました。そんなある日、韓国でたまたま当社の求人を発見。大学時代、TDKのGMRセンサを扱っていたので、当社の存在はもちろん知っていました。魅力に感じたのは、BtoB企業で一般にはそれほど知られていないものの、世界で高い競争力を誇っていたこと。「海外で働くならグローバルな競争力がある企業に就職したい」と考えていた私にとって、当社は理想的な会社だったのです。自分の可能性を広げていけそうだと思い、迷わず入社することにしました。

MY

WORK

私が所属している生産技術グループのミッションは、独自の生産技術を開発し、発展させて、製品の生産性と品質を高めること。既存の設備に新機能を追加するほか、まったく新しい設備を開発することもあります。入社後1年間は、先輩の下で仕事の基礎を習得していきました。現在は、セラミックコンデンサを切断する設備の制御とソフトウェアの設計を担当しています。この仕事の醍醐味は、結果が目に見えるカタチで表れること。自分が設計した設備で生産性の向上や品質アップを実現できたときには、大きな達成感を味わえます。

TDK

CHALLENGE

セラミックコンデンサの切断技術の精度は5ミクロン以下と、すでに十分なクオリティを実現しています。今は、一度の動作で2ヵ所を同時に切断できる、2軸の切断機の精度アップに挑戦しているところ。世界トップクラスの技術力を誇る切断機を、自分の手で完成させたいと考えています。また、新技術を活用し、新しいことにも挑戦していきたい。例えば、AIやロボットの技術を組み合わせることで、さらに品質の向上や工程のスリム化、コストカットを実現できるでしょう。今後も積極的に、業界の常識に挑み続けたいと考えています。

GOAL

入社前は、日本企業に対して上下関係が厳しく堅苦しいイメージを抱いていました。ところが実際はオープンな社風で、社歴や経験、国籍、性別に関係なく、誰もが自由に意見や提案ができる雰囲気です。韓国は上下関係が厳しいので、メンバーが上司に冗談を言っているのを見たときには驚きました。また、個人の裁量が大きく、仕事の進め方や出張のスケジュール、有給の利用なども自分次第。日本ならではの「空気を読む」ことの大切さは意識していますが、これまで外国人であることで働きにくいと感じたことは一度もありません。

CAREER PATH
  • 1 年目

    OJT指導を受けた後、生産技術の開発、発展に携わる先輩たちのアシスタント業務を経験。配線作業や簡単なプログラムの追加と変更、回路図の作成方法などを学びました。

  • 2 年目

    前任者から引き続き、セラミックコンデンサの切断工程で使われる湿式切断機の電気制御を担当。組み立てから回路図の追加・修正、プログラムの機能追加・改善を担いました。

  • 5 年目

    切断機担当としての経験を活かし、平行二軸切断機の制御に挑戦。従来の平行二軸切断機が抱える切断精度の問題を克服しようという意気込みで臨み、目標を達成できました。

DAY SCHEDULE
  • 9:00

    出社してメールチェックやその日のタスク確認を行い、10時から朝礼に参加してメンバーの業務内容を共有。

  • 10:30

    ソフトウェアの開発や回路図の作成、文書管理など、担当しているテーマに関する業務を進めていきます。

  • 13:00

    ランチ休憩の後、上司に技術的な課題について相談。また、後任の業務の進捗状況を把握します。

  • 15:00

    担当しているテーマに関する業務に再び取りかかり、ソフトウェアの開発や回路図の作成などを行います。

  • 18:00

    メールをチェックし、その日のタスクの進捗具合の整理を行い、18時には仕事を終えることが多いです。

OFF-TIME

「発音がおもしろい」と思ったことがきっかけで、ベトナム語を勉強しています。VR動画を観るのが趣味なので、動画の翻訳にも挑戦してみたいですね。最近は、タロットカードで友人の運勢を見ることにもハマっています。