テーマ展示

1950~70年代、コンピュータの黎明期を支えた記憶装置「磁気コアメモリ」。半導体が登場する以前に活躍したTDK製品の精緻な技術をご紹介します。
1950~70年代、コンピュータの黎明期を支えた記憶装置「磁気コアメモリ」。半導体が登場する以前に活躍したTDK製品の精緻な技術をご紹介します。
磁気コアメモリは、直径わずか0.36mmのリングコアに、髪の毛より細い銅線を通して作られるコンピュータの主記憶装置。1cm2に約1,400個ものコアが編み込まれています。
展示されている製品は、スタジオアルタ(東京・新宿区)で調光装置の部品として長年使用されてきたものです。2025年、スタジオ解体の際に発見され、調光装置メーカーの丸茂電機様よりご提供を受けました。
展示ブースでは、磁気コアメモリの細部まで確認できるよう、マイクロスコープとモニターを設置。その微細な技術を実感いただけます。ご来館の際は、この貴重な技術資料をぜひご覧ください。