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秋田県にかほ市・由利本荘市・秋田市の中学校で実施「2024年度理科出前授業」レポート

2025年1月~2月


「2023年度理科出前授業」を秋田県にかほ市・由利本荘市・秋田市の中学校で開催

中学2年生を対象にしたイヤホン作りの体験学習

TDK歴史みらい館は、2025年1月から2月にかけて5日間、
にかほ市:仁賀保中学校、金浦中学校、象潟中学校
由利本荘市:本荘南中学校
秋田市:秋田南高校中等部 
秋田県内の計5校 へ、2024年度理科出前授業を実施しました。
この時期に「電流と磁界」を学ぶ中学2年生を対象に、イヤホン作りの体験学習を行いました。

イヤホン作りから「電流と磁界」を学ぶ

体験学習にイヤホン作りを選んだ理由は、TDKが世界初の音楽用カセットテープを開発し、音楽を持ち歩く(外で聴く)という文化に大きく貢献したことからです。
音楽を外出先で聴くためにはイヤホンが必要です。そして、そのイヤホンの音が鳴る仕組みには、電流と磁界が関係しています。イヤホンは磁石と銅線など、身近にある物で製作することができます。現在も日常生活で役に立つアイテムともなっていることから、イヤホン作りを採用しました。 

銅線を巻いてボビンコイルを作ろう

最初に2mの銅線をプラスチック製のボビンに巻きます。

銅線が2mあるか、自分の身長より高いか実際に確認する生徒もいました。あっという間にボビンコイルの出来上がり。

電気を流れやすくしよう

次に銅線の先端を電気が流れやすくするために、紙やすりでこすります。 

イヤホンが完成「聴こえて嬉しい!」

そして、ボビンコイルの真ん中にネオジム磁石を入れると、イヤホンが完成しました。自作のイヤホンで音楽が聴こえると、「簡単にできた!」「聴こえて嬉しい!」と言った感想が次々に出てきました。

先生に音楽を聴いてもらう生徒もいました。

引き続き理科や科学に興味を持ってもらえるような出前授業を続けていきたいと思います。

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