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3Dプリンター教室レポート

TDK歴史みらい館で3Dプリンター教室を開催

TDK歴史みらい館で3Dプリンター教室を開催

TDK歴史みらい館は、2024年9月21日(土)に小学5年生~高校生を対象に、3Dプリンター教室を開催しました。

モノづくりに興味を持って欲しい

モノづくりに興味を持って欲しい

この教室では、3Dプリンターでモノづくりをするために必要なデータを作成し、実際に3Dプリントしたものを後日受け取っていただくことで、モノづくりに興味を持っていただくことを目的としています。

まずは3DCADソフトの基本操作を体験

講師には、秋田県立大学発ベンチャーとして活動している株式会社Hollow Cube 鈴木 圭一(すずき けいいち)様をお招きして、基本的な操作から本格的なデータ作成までわかりやすく教えていただきました。

3Dデータ作成には、Fusion360(フュージョンスリーシックスティー)という、3DCADソフトを使用しました。

参加者は午前の部(5・6年生)は60分間の教室で3名、午後の部(中・高生)は90分間の教室で2名の方に参加していただき、合計5名でした。

普段使用するデジタル機器が、スマートフォンやタブレット端末などのタッチパネル操作が主流となっている現代において、マウス操作やキーボード操作は子どもたちにとって少し新鮮な作業だったかもしれません。

はじめにCADソフトの操作方法を学びました。ほとんどの参加者が未経験者でしたが、すぐに操作に慣れてスムーズにソフトを使いこなす姿が多くみられました。

小学5・6年生は『ハンコ』、中・高生は『ペン立て』に挑戦

小学5・6年生は『ハンコ』、中・高生は『ペン立て』に挑戦

基本操作を学んだあとは、いよいよ実践的な製作に移ります。

小学5・6年生の部は、『ハンコ』が製作テーマでした。鈴木講師の操作を見ながら、順調に製作を進めていきました。フォントや文字のサイズを変更することで、とてもオリジナリティに溢れた作品に仕上がりました。

小学5・6年生は『ハンコ』、中・高生は『ペン立て』に挑戦2

中・高生の部では、『ペン立て』が製作テーマですが、子どもたちは仕切りや高さを工夫して世界に1つだけの理想のペン立てを完成させることができました。

真剣に製作に取り組む子どもたちの姿を隣で見守っていた保護者からは、「子どもの新たな一面を発見することができました」など、嬉しいお声もいただきました。

最後に参加者全員にお土産をプレゼントして楽しい雰囲気で終了しました。

引き続きTDK歴史みらい館はミニイベントを通じて、モノづくりに興味を持ってもらえるように努めていきたいと思います。

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