3Dプリンター教室レポート

「3Dプリンター教室」をTDK歴史みらい館で開催
TDK歴史みらい館は、2024年6月8日(土) 小学5年生~高校生を対象に、3Dプリンター教室を開催しました。

3DCADソフトを使ってモデリング体験
この教室は、学校では体験できないような3DCAD(Fusion360)のモデリングを体験してもらうことを目的として開催いたしました。
3DCADのプロであるHollow Cube 鈴木 圭一(すずき けいいち)様が講師となり、初めての方でも基本から操作を教えてもらえる貴重な教室となっております。
参加者は午前の部(5・6年生)は60分間の教室で3名、午後の部(中・高生)は90分間の教室で3名の方に参加して頂き、合計6名でした。
3D造形製作では、Fusion360(フュージョンスリーシックスティー)というCADのソフトを使用して体験を行います。はじめにCADのソフトの操作に慣れてもらうために、簡単な家の造形を行います。その中では、実際に寸法を入力しますが数字を入れると形が変わってしまうことがあるので、調整が少し難しいと思った子もいたかもしれません。
しかし、スタッフが子どもたちに寄り添い、分からない部分はアドバイスしながら、順調に課題をクリアできました。

小学5・6年生は『逆立ちコマ』、中・高生は『3Dネームプレート』に挑戦
基本操作をマスターしたのちに小学5・6年生は学んだことを生かして『逆立ちコマ』を作ります。鈴木講師の操作を見ながら、順調に製作を進めていきました。
中・高生の部では、『3Dネームプレート』が製作テーマですが、子どもたちは自分の名前を漢字の表記にしたり、ローマ字にしたり字体を変更したり等、思い思いに工夫していました。
親子でご参加いただいた方も多く、会話が弾んで終始和やかな雰囲気での教室となりました。
造形が完了すると、実際に3Dプリントする際のプラスチック素材の色を子どもたちに選んでもらい、完成を心待ちにしている様子が見られましたよ。
最後に参加者全員にお土産をプレゼントして楽しい雰囲気で終了しました。
引き続きTDK歴史みらい館はミニイベントを通じて、モノづくりに興味を持ってもらえるように努めていきたいと思います。