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エレクトロニクス体験教室
「ミニグランドピアノを作って音楽をたのしもう!」
レポート

2021年7月~8月 計8日間


TDK歴史みらい館は、「2021年度夏休みエレクトロニクス体験教室」を開催しました。今回のテーマは冬休みに引き続き「ミニグランドピアノを作って音楽をたのしもう!」。7月~8月にかけ、計8日間で小学校15校、小学生96名の方に参加いただきました。当日の模様を中心にレポートします。

子どもたちに「科学する心」や「モノづくりの楽しさ」を学んでほしい

エレクトロニクス体験教室は、子どもたちに「科学する心」や「モノづくりの楽しさ」を学んでもらうことを目的に、2007年から実施しています。

2021年度のテーマは「ミニグランドピアノを作って音楽をたのしもう!」です。新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年の夏休みは開催を中止しましたが、今年は、昨年12月と今年1月に実施した冬休みの体験教室と同様に、7月~8月にかけて計8日間、1日定員12名で開催しました。募集対象者は、にかほ市・由利本荘市の小学4年生~6年生です。

2007年に教室を始めた当初は、定員に満たない状況が続きました。そこで、にかほ市、由利本荘市において、ポスターや申込書を配布したり、市の広報及び新聞に開催案内を掲載させて頂き集客を行いました。
その結果、現在では定員に対して毎回150%ほどの応募をいただく名物教室となり、スタッフの励みになっています。

ミニグランドピアノを作って音楽をたのしもう!

当日は最初に、館長より体験教室へ参加のお礼と実施の意義・目的を、小学生の保護者も含めて説明が行われました。次に、各講師が4名の小学生を担当し事前に作成した手順書に従って、各参加者が工作を進めて行きます。

小学生たちは、電池3本で演奏でき、搭載したICにより15曲を楽しむことのできるグランドピアノの科学キットの作成に挑戦。グランドピアノは時間内に完成するよう、歴史みらい館で事前調整を行ったものですが、鍵盤の狭い空間にはんだ付けする作業が多く、とても難しいキットです。

小学生の皆さんは、まずドライバーやニッパの使い方が分からず戸惑ったり、はじめて経験するはんだ付けに苦戦していました。しかし、はんだ付けを行う練習時間もあり、また講師が道具の使い方を見せると、徐々に慣れていき、電子回路基板に部品を実装、はんだ付けに熱中していきました。

講師からは「時間が経つにつれ作業時間が早くなり、子どもの吸収力はすごいと感じました」と、驚きの言葉が聞かれました。その結果、全員が無事に完成させることができ、小学生たちは完成したグランドピアノを演奏したり、内蔵されている曲を聴いたりするなど、笑顔を見せていました。

小学生の皆さんが気づいた「モノづくり」の楽しさ

キット完成後はアンケートを実施し、代表者に感想を述べてもらいます。 そして、最後に保護者を含めて参加者全員で記念写真を撮り終了となりました。

小学生の皆さんの感想を聞くと、はんだ付けの印象が強いようで「はんだが固まる時間・タイミングが難しかった」「初めてはんだ付けをやることができました」といったコメントが寄せられました。さらに「組み立ててみて、電子機器の仕組みが学べました」「いろいろな部品を一つ一つ付けるのは難しかったが、モノづくりの楽しさを学びました」といった、電子工作の楽しさを味わえたコメントも多数いただけました。

最後に

スタッフは安全に注意しながら、皆さんができる限り自らの手で完成できるように配慮しています。保護者の方からは「家庭では見ることのできない子どもの真剣な姿を見ることができ、とてもうれしい」と、スタッフ側もとてもうれしくなる感想をいただきました。

今後も「エレクトロニクス体験教室」では、小学生の皆さんに科学やモノづくりの楽しさを味わえる企画を実施してまいりますので、ご期待ください。

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