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3周年イベント「VRハンググライダーinにかほ」の裏側をレポート!

2021年06月4日


TDK歴史みらい館では、2019年10月から2021年4月まで特別展示イベントとして、にかほの空をハンググライダーで飛ぶVR体験が味わえる「VRハンググライダーinにかほ」を開催しました。開館3周年記念イベントとして開催され、おかげ様で大好評のうちに幕を閉じました。ご来場いただきました皆様に、厚く御礼を申し上げます。本レポートでは、企画が実現した背景、装置に使われたTDKのテクノロジーなどの裏話をご紹介します。

にかほの自然と人をテクノロジーでつなぐ

「VRハンググライダーinにかほ」は、日本百名山の一つに数えられる地元の名峰・鳥海山から、TDK歴史みらい館までの空の旅をVRで体験できる展示イベントです。鳥海山5合目に実際にあるハンググライダーの飛行台から空へ舞い上がり、天然記念物である象潟の九十九島の上空を通過して、TDK歴史みらい館まで約3分のハンググライダーの飛行を満喫できます。実際に空を飛んでいるような感覚を味わえます。

本展示は開館3周年記念イベントとして、“にかほの自然と人をテクノロジーでつなぐ”をテーマに開催されました。このイベントを通じて、地元地域への貢献とTDKの技術をお客様へお伝えすることを目的にしています。具体的には、実物のハンググライダーを使って、鳥海山から歴史みらい館までの映像を用いたVR機器を設置。搭乗者は、実際のハンググライダーと同じようにハーネスへ体を預けてコントロールバーをつかみ、上下左右の体重移動で操縦を行います。この体重移動による操縦を、TDKのセンサ技術が可能にします。地元・にかほの自然と人々を、TDKのセンサを搭載したVRハンググライダーでつないでいきます。

「リアル」にこだわりオリジナルの映像を制作

本展示はリアルにこだわり、現役のハンググライダー日本代表である、鈴木由路選手の監修のもと、制作されました。

使用する映像は、実際に鳥海山から飛行した映像を使用。ハンググライダーの飛行台から飛び立つ映像は、鈴木選手のヘルメットにカメラを装着し、飛行を行って撮影したものです。加えて、CGと組み合わせて、実際に飛んでいるような体験をできるような映像をつくり出しました。

さらに、鳥海山から象潟・九十九島など、江戸時代の俳人・松尾芭蕉が奥の細道で詠んだという景勝地を通過して、最後はTDK歴史みらい館に降り立つというストーリーを設定しました。映像の隅には、TDK歴史みらい館のキャラクター「レキちゃんミラくん」が出現して案内のコメントが入ります。リアルを追求する一方、にかほならではの景観やエンタメ要素も加味して約3分間の飛行を楽しめるような工夫を存分にこらしました。

空を飛んでいる感覚を人に伝える、TDKのセンシング技術

VRハンググライダーは、体を動かすことによって、機体の向きを変えたり、飛ぶスピードを速くしたり、遅くしたりできます。これは、TDKの6軸センサによるものです。体を動かした際の向きを6軸センサが感知して、実際の傾き・スピードを数値で割り出し、映像や風を動かすサーキュレーターの動きに反映するという仕組みです。

このVRハンググライダーの動きは、鈴木選手に一つ一つ体感していただき、本物に近くなるよう再現しました。体験されたお客様の多くがVR体験やハンググライダー体験自体がはじめてでしたが、お客様からは、「楽しかった」「びっくりした」「気持ちよかった」「興奮した」と言った声が多数寄せられました。TDKの6軸センサの高精度な感知機能が、リアルなVRハンググライダーを実現し、魅力的なアトラクションを創り出すことに成功しました。

最後に

「VRハンググライダーinにかほ」は、地元の皆様へ普段自分たちが暮らしている景色を空から見た面白さを体験していただくことも狙いました。お客様ににかほの良さをTDKの技術で再発見していただけたならば幸いです。引き続き、2021年5月からは「ドローン操縦に挑戦しよう!」という特別展示が開催されています。さらにパワーアップした楽しいアトラクションになっていますので、ぜひともご体験ください。