世界陸上@TDK

陸上トラック競技の種類やその見どころを解説、陸上トラック競技を見るのが面白くなる。

陸上トラック競技の種類とその特徴

世界陸上やオリンピックのトラック競技には、短距離走(100m、200m、400m)、中距離走(800m、1500m、3000m)、長距離走(5000m、10000m)と、リレー走、ハードル走があります。
その中でも、トラックを2周する800m走は、 “走る格闘技”とも呼ばれます。最初の100mをセパレートコースで走ったあと、第2コーナーを過ぎたところでオープンコースとなります。より有利なポジンションを確保するために激しくせり合って、接触や衝突、転倒も珍しくありません。
加えて800m走は瞬発力をになう無酸素運動と、持久力をになう有酸素運動の双方が要求されます。他の選手の動きを探りながら、どこでスパートをかけるかといった駆け引きも見所です。中距離走ではスタミナを確保しながらペース配分することも、勝敗を左右するポイントとなるからです。レース中盤あたりからスピードが落ちてくるのは避けられませんが、ラストスパートでは残したスタミナを振り絞り、短距離走のモードに切り替えるのです。

陸上トラック競技の花形、100m走のスタートからのフォームと原理

現在、100m走の世界記録はU・ボルト選手がもつ9秒58(2009年)です。人類史上初めて10秒の壁を突破したのは1968年(J・ハインズ選手の9秒95)なので、約40年間で0.37秒短縮されたことになります。用具などの進歩もあり、2050年頃には9秒30台になるとも予測されています。

動物界きってのスプリンターはチーターです。わずか数秒で時速100km以上のスピードに達し、100mを3秒台で走り抜けます。しかし、チーターは動物界で大柄なほうではなく、体重は45〜70kgしかありません。チーターのスプリント能力は、四肢の伸縮を効果的に使いこなしていることにあるといわれます。筋肉の量ではなく、筋肉の質、つまりバネとしての能力です。

世界的な短距離走のトップアスリートは、体格に恵まれ筋肉が発達した選手が多いのは確かです。しかし、スポーツ科学を踏まえた走法の開発や合理的なトレーニングにより、体格や筋肉の制限を超えたアスリートの誕生や、驚異的な新記録の達成を見たいものです。

陸上トラックと磁気ディスクのトラックの語源

パソコン、HDDレコーダ、サーバなどの情報ストレージデバイスとして、HDDが多用されています。HDDは高速回転する磁気ディスク(プラッタ)をスイングアームが走査。アームに取り付けた磁気ヘッドの記録素子により、磁気ディスクの記録層に微小磁石を形成することで情報を書き込み、それを再生素子によって読み取るしくみです。
情報をになう微小磁石は磁気ディスクに同心円状に書き込まれます。これをトラックといいます。もともとトラックとは、車などが通ったあとにできる轍(わだち)のこと。陸上競技場のトラックや磁気ディスクのトラックの語源です。

1990年代、HDDの面記録密度は100Gbpsi(bpsiは1平方インチあたりの記録ビット数の単位)が限界といわれました。というのも、当時の記録方式はディスク面の水平方向に微小磁石を敷き並べる長手磁気記録方式だったからです。この方式で100Gbpsi超を達成しようとすると、トラック幅はナノメートルオーダーになります。このようなサイズの微小磁石を長手方向に敷き並べると、磁化方向は熱などの影響でも不安定になり、記録した情報が消失するようになります。

この問題をブレイクスルーしたのが、TDKが世界に先駆けて実用化した垂直磁気記録方式のPMRヘッドです。微小磁石をディスク面の垂直方向に形成することにより、磁化方向を安定化するとともに、従来方式では不可能だった驚異的な高トラック密度化を可能にしました。 垂直磁気記録方式はHDDの大容量化とともに小型化もいちだんと推進しました。高感度の再生素子であるTMR素子と組み合わせたTMR/PMRヘッドは、現在のHDDヘッドの主流となっています。

《TMR/PMRヘッド》

TDKは特殊なシールド構造の採用により、S/N比や信頼性にすぐれたPMR素子を実現。このPMR素子と、きわめて高感度な再生素子であるTMR素子を組み合わせたのが、HDD用TMR/PMRヘッドです。

TMR/PMRヘッド
https://product.tdk.com/info/ja/products/sensor/angle/tmr-angle/index.html

800m 競技概要(英語サイト)
https://www.iaaf.org/disciplines/middlelong/800-metres

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