サステナビリティ | サステナビリティ経営SDGsへの取り組み

TDKグループのSDGsへの取り組み

2015年9月に国連総会で、地球環境と人々の暮らしを持続可能なものとするため、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、その中ですべての国が2030年までに取り組むべき17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」が掲げられました。TDKでは、2018年度からの中期経営計画「Value Creation 2020」で掲げた基本方針、 3つの「Value」を創造しながら事業を持続的に成長させていくことを2021年度からの中期経営計画「Value Creation 2023」でも引き続き目指しています。その中の一つである「Social Value」(企業の社会的価値の向上)の実現は、SDGsと密接に関わるものと捉えています。社会課題解決に貢献し社会的価値を創出することは、TDKにとって「創造によって文化、産業に貢献する」という社是の実現にほかなりません。TDKは、事業を通じてSDGsに掲げられた地球規模の課題解決に貢献することで、企業価値向上を目指していきます。

SDGs 世界を変えるための17の目標

TDKグループのマテリアリティとSDGs

TDKグループが掲げるマテリアリティは検討する際に、SDGsで掲げられている課題も考慮して策定されました。今後社内議論を進め、それぞれのマテリアリティがどのような社会課題解決につながるかを可視化してまいります。

TDKグループが貢献できる領域とそれにより実現できる社会

前マテリアリティ(CSR重要課題)をベースに、TDKグループが貢献できる領域とそれにより実現できる社会について、社内で議論しました。

SDGs 社会課題 TDKが貢献できる領域とそれにより実現できる社会
3 すべての人に健康と福祉を
高齢化による健康課題、福祉課題の増加 高度先進医療をすべての人に提供できる
医療費の高騰 ヘルスケア機器・スマートフォンでの健康管理などで、健康状態を自分で簡単に把握できる
高齢化社会への移行に伴う要介護者人口の増加 介護ロボットや見守り機能、音声認識の技術が普及し、要介護の方々も安心して暮らせる
障がい者の社会参加の困難 機能補助センサ等の普及で、障がい者の社会参加に向けた自立への支援ができる
交通事故 安全な交通システムが構築され、交通事故発生がゼロとなる
5 ジェンダー平等を実現しよう
ジェンダーの不平等による経済成長、社会開発の阻害 基本的人権の一つであるジェンダー平等と健全で相互を尊重する関係が、健康、教育、保護、福祉の増進、社会進出、労働において達成している
性別による医療や栄養へのアクセス格差
7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
化石燃料の使用増加による気候変動 クリーンエネルギー供給システムが普及し、再生可能エネルギーへ移行されている(ガソリン車→EV)
効率のよい発送電システムが普及し、高効率な再生可能エネルギーの使用が進んでいる
8 働きがいも経済成長も
安定した賃金の高い仕事がない貧困状態の拡大 イノベーションによる生産性の向上、工場の無人化が進むことで、労働力不足や低い労働生産性が解消している
失業者の増加・高い水準での停滞 公正な所得、安心できる職場と家族の社会保障を誰もが得られる機会を持っている
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
途上国における脆弱なインフラ 各種インフラの電装化が進みインフラ基盤が強化されている
先進国におけるインフラの老朽化 レジリエントなインフラが再構築されている
労働力不足 業務支援ロボットの普及で労働力不足を補い、生産性が向上している
情報量の爆発的増加(IoT、自動運転など) データセンター用HDDを活用しストレージ容量が確保されている
5G、6Gの弊害が克服され、高速、大容量通信が実現している
11 住み続けられるまちづくりを
気候変動による自然災害の増加 高精度予測検知、防災ロボット、非常時に人やモノを簡単に運べる技術の活躍で被害を最小限に抑えられる
都市への人口集中による地方社会の機能低下 地域による分け隔てなく基本的なライフサービスが提供されている
プライバシー・個人情報の流出・漏えい セキュリティが整備されている
12 つくる責任つかう責任
(電子機器の廃棄に伴う)環境汚染 有害物質を使わないモノづくりが行われている
資源枯渇 新素材の開発により、希少資源の使用量が削減されている
希少金属やリサイクル材の活用が進み、資源のリサイクルシステムが確立されている
循環型社会が確立されている
シェアリングエコノミーが浸透している
調達に伴う環境、人権問題 児童労働や強制労働がなく、適切な労働環境が整っているなど、責任ある調達活動が実現している
13 気候変動に具体的な対策を
化石燃料の使用増加による気候変動 再生可能エネルギーへ移行している(ガソリン車→EV)
高効率な再生可能エネルギーが使用されている
燃費改善技術によりエネルギー使用が改善されている
気候変動に対して、強靭さ(レジリエンス)のあるビジネスモデルが構築されている
16 平和と公正をすべての人に
紛争、暴力、腐敗、差別 すべての人に司法へのアクセスが保証されている
機能的な政治・司法制度を通じて紛争が解決されている
公正な取引が機能し、維持されている
治安がよく安心して生活できる社会となっている
17 パートナーシップで目標を達成しよう
格差の広がり 脆弱な国々における優先課題に取り組み、成果に見合う開発協力が行われている
お客様や取引先と連携したイノベーションが創出されている
ステークホルダーエンゲージメントの仕組みが確立し継続的に運用されている

SDGsに本業で取り組むための仕組みづくり

TDKグループは、SDGsで特定された世界的な課題に対して、どのような解決策があるか、自社の製品や技術力が活かせることは何かを次のプロセスで取り組みを続けています。
まず当社グループの目指すサステナビリティの考え方とSDGsについて、一般的な社内啓発に加え、会社方針に沿って国内外の各ビジネスグループと社内ダイアログを実施。その後、SDGsで掲げられている課題の中から、中長期で自分たちの技術やソリューションが活かせる課題やターゲットは何か、また社会課題を起点に新たに生み出せる技術やソリューションがないかについて各ビジネスグループで検討した結果を集約し、注力すべき重点領域や中長期戦略について、各ビジネスグループとサステナビリティ推進本部が議論を重ねながら検討を進めました。また並行して、各ビジネスグループでの検討結果のうち、短期に実現できるテーマの2021年度の事業計画への落とし込みも進めました。
今後も、上記の議論を進めその結果を社内外で共有・コミュニケーションを図るとともに、実際の活動を推進していきます。

プロセス:

  1. SDGsへの理解を深める従業員啓発ダイアログの実施(2018年6月~)。
  2. SDGs3・7・9・11・12・13のゴールについて、各ビジネスグループが持つ技術や製品で貢献できることは何か、ヒアリングシートおよび面談で確認(2019年5月~11月)。
  3. 確認した内容を各ビジネスグループの2020年度の事業計画に落とし込み(2019年10月~2020年3月)。
  4. ビジネスグループ等関係者と対話を進め、社会課題をベースに、会社としての重点領域・戦略・戦術を検討(2020年4月~)。
  5. TDKグループのマテリアリティで特定したEX・DX「社会価値創造と自社の成長のためにTDKが注力する事業領域」とすり合わせ、統合した進捗管理の実施(2021年4月~)。

本業を通じたSDGsへの取り組み

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社会課題を起点としたビジネス創出

TDKグループの社会課題を起点としたビジネス創出の事例はこちらをご覧ください。

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