サステナビリティ | 社会グローバル人材の育成

TDKのアプローチ

TDKは、グローバルに展開する多数のグループ企業とともにビジネスを行っています。世界中に存在するお客様に対し、最高の価値・ソリューションを提供していくために、時間的、地理的、また文化的な制約を超えて、TDKグループとしてのシナジーを最大化することが重要であると考えています。こうしたTDKの「真のグローバル化推進」のためには、その基盤である人材の育成を図ることが、最も重要と考えています。また、次世代のTDKを支える人材の育成を目指す「次世代リーダー研修」については、下図の体系で取り組みを進めています。

グローバルマネジメント人財育成体系

体制

人財本部内に「グローバル人財開発統括部」を設置し、グローバルで各種施策を展開しています 。

2019年度目標と実績、今後の取り組み

2019年度目標 実績
地域別キャリア開発プログラム(TCDP)の継続実施 アジア、米国、欧州、中華圏の4地域でTCDP(地域別キャリア開発プログラム)を実施(約100人が参加)
アドバンスド・マネジメント・プログラム(Advanced Management Program/AMP)の新規導入 一部の地域を対象に、地域・子会社ごとに実施している研修・育成プログラムに対するTDKグループ全体での位置付けの確認を実施
英語学習プログラムの充実 グローバルで英語力判定テストと、英語のトレーニングを実施

今後の取り組み

2020年度目標
地域別キャリア開発プログラム(TCDP)の継続実施
グローバル・アドバンスド・マネジメントプログラム(Global Advanced Management Program/GAMP)の新規導入
新任執行役員または執行役員候補を対象とした研修(Global Executive Management Program/GEMP)の新規導入
英語学習プログラムの充実

活動事例紹介

TCDP(地域別キャリア開発プログラム)

TCDP(Territorial Career Development Program)は、中国、アジア、米州、欧州で実施されており、2018年度からスタートしました。その内容には、リーダーシップや自己認識、人事管理、変革の推進、プレゼンテーション、コミュニケーションなどのトピックを学ぶ対面式のプログラムが含まれています。
TCDPの目標は、有能な従業員のパフォーマンス、モチベーション、専門的な成熟度を強化し、リーダーシップと管理能力を開発することです。また、TDKメンバー間の絆とパートナーシップを構築することも目的としています。 参加者は、プログラム全体を通じて「実際の」チームプロジェクトに取り組みます。このプロジェクトの中で参加者は、対面式プログラムで学んだ内容を実践する機会が与えられ、最終的に地域別のコミッティに対してその成果を発表し、評価を得ます。この実践的な学習がTCDPの肝となっています。
プログラムは、9カ月以上に及ぶ5つのトレーニングセッションで構成されており、自身が属する地域の、毎回異なる拠点で実施されます。TCDPの対象となるのは、TDKグループ内の全地域・全部門の管理・監督者としての経験がある、将来の成長可能性が高い有能な従業員です。各回の参加者は限定25人で、すべてのプログラムは英語で実施されます。

ビジネス上のメリット:

  • TDKグループの次世代リーダーとして潜在能力の高い人材の発掘
  • 企業経営の土台となる知識の理解、リーダーシップスキルおよびTDKに対するエンゲージメントの向上、従業員同士のコミュニケーションの活性化など、個々のマネジメント力の底上げ
  • 主要なポジションにおける次世代候補者として、幅広い分野で活躍できるグローバル・リーダーの育成
  • TDKグループの従業員間におけるネットワーク強化

TCDPの詳細な内容はこちらをご覧ください。

GAMP(グローバル・アドバンスド・マネジメントプログラム )

GAMP(Global Advanced Management Program)は、ハイレベルでのリーダーシップ能力の向上を目指して2019年度からスタートしました。目的は、リーダーシップ、戦略立案、イノベーションおよびチェンジマネジメントに関する能力の向上を図り、複雑な戦略的課題の適切な対応能力を身につけることと、参加者同士の人脈形成の場として、TDKグループ全体のネットワークを強化することです。
GAMPの特徴は、TDKの戦略的課題に結びついた学習アプローチにあり、即時に実践の場で応用がきき、得た知識の共有が可能なことです。GAMPのプログラムの最後には、経営層に対して参加者からの発表が行われます。
GAMPは毎年実施され、事業責任者もしくはそれに準ずる者やその候補者が対象で、参加人数は20名から25名となっています。
研修期間は7カ月間で、3回の対面型プログラムと1回のオンラインプログラムから構成されており、対面型プログラムは、シンガポール、ローザンヌ、東京で開催されます。これら3回のプログラムでは、参加者は、合計約14日間、英語でのプログラムに参加します。

ビジネス上のメリット:

  • TDKの企業価値、文化、および中期計画に基づいてつくられたプログラム
  • 参加者への権限移譲によるグローバルな後継者育成計画への寄与
  • 戦略的なビジョンと思考、イノベーション、戦略を実行するための能力強化
  • TDKグループにおける人脈形成および強固なつながりの構築

GEMP(グローバル・エグゼクティブ・マネジメントプログラム)

GEMPは2020年にスタートしたプログラムで、多様性を活用した「変革のトップマネージャー」になることと、ビジネス開発戦略につながるイノベーションの管理がその内容となっています。
GEMPの目標は、TDKのグループ会社と本社機能の間でより強い絆を築き、コラボレーションを実現することにあります。これは、人を鼓舞させるようなトップクラスのリーダーを、国境や文化を越えて配置することで、より強い回復力をもつ会社を生み出すことにつながります。
GEMPは東洋と西洋のリーダーシップ哲学を橋渡しし、新世代のTDKグループ執行役員の育成に貢献しています。取り扱われる戦略的な課題は、次の中期計画の基盤の準備となり、それをTDKのトップマネジメントに提示することを目的としてプロジェクトに取り入れられています。個々のコーチングセッションは、人を鼓舞させられるグローバル・リーダーになることをサポートする内容です。
合計7カ月に及ぶプログラムは、4-5日間の対面式セッションが3回(初回はバルセロナ、2回目は適宜決定、最後は東京)で行われます。参加者は、新任の執行役員や将来的にその役割が期待される人材です。各回の参加者は10〜15人に制限されており、プログラムは英語で行われます。

ビジネス上のメリット:

  • 参加者や関連グループ企業、本社機能における、TDKの持続可能な戦略、スピード感、価値創造へのアプローチの強化
  • メガトレンドと主要な変革に関するより高いレベルの認識を参加者にもたらすことによる、TDKのビジネスやコスト効率、回復力向上などの相乗効果
  • 「TDKの持続可能な成長と世界への貢献」を想定した次期(およびそれ以降の)中期経営計画への準備

グローバルでの英語教育の開始

グローバルコミュニケーション・英語プロジェクトは、TDKグループにおける英語でのコミュニケーションを円滑にすることを目指しています。第一段階として、グループ従業員一人ひとりに必要な英語のトレーニング内容を見極めるため、全世界共通で英語のスピーキングテストを実施しました。テスト終了後には、英語力の向上が必要な従業員に対してグローバル人事部から個々のレベルに応じたトレーニングを紹介しています。このプロセスを繰り返すことで、世界中でコミュニケーションが改善され、将来のチャレンジに備えることができると考えています。

主な研修・制度の実績はこちらをご覧ください。

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