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売上や利益は?

2021年3月期は、米中対立やコロナ禍により世界経済が減速したものの、第2四半期以降の社会経済活動、生産活動の再開によりエレクトロニクス需要の回復基調が継続しました。
売上や利益は?

売上高

売上高は前期比で8.5%増加し、14,790億円

世界経済は新型コロナウイルス感染症の感染再拡大や深刻化した米中対立等の影響を大きく受けましたが、第2四半期以降各国において社会経済活動や生産活動が徐々に再開されたことに伴い、エレクトロニクス需要の回復基調が続きました。特にDX(デジタルトランスフォーメーション)やEX(エネルギートランスフォーメーション)関連の需要が期初想定以上に拡大、旺盛な受注に適時対応したことによって、前期比で売上高は8.5%の増収となり過去最高を更新しました。
第2四半期より急回復した自動車市場向けの受注は引き続き好調に推移し、xEVやADAS等自動車の電装化の加速も相まって受動部品を中心に販売が拡大しました。またICT市場向けではDX関連需要が期初より好調に推移し、二次電池、受動部品、センサの販売がPCやタブレット、5Gスマートフォン向けに拡大しました。産業機器市場では再生可能エネルギー向け需要が増加し、EX関連需要回復も鮮明になりました。

売上高の推移
売上高のセグメント別内訳(2021年3月期)

営業利益

営業利益は前期比で13.9%増加し、1,115億円

営業利益は1,115億円、前期比136億円、13.9%の増益となりました。主な要因は次の通りです。二次電池を中心とした売上拡大による売上数量増加で493億円の増益効果となりました。売価値引き影響約▲287億円があったものの、合理化コストダウン効果約264億円、構造改革効果約19億円で吸収しました。InvenSenseの買収関連費用は約11億円減少、二次電池の事業拡大に伴う販売管理費やパワーセル開発加速による開発費増加、また前期まで発生していたフィルターフィーの受け取りが終了したことで販売管理費が約▲290億円増加しました。前期約183億円の減損損失が当期約73億円となり前期比約110億円の損失減少、拠点再編・資産処分等の一時費用の発生により約103億円の減益、為替変動による減益約▲81億円で、最終的に136億円の増益となりました。

営業利益の推移

当期純利益

当期純利益は前期比で37.2%増加し、793億円

当期純利益は793億円、前期比215億円、37.2%の増益となりました。

当期純利益の推移

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